こんにちは!たみのこ夫婦です。
今回は、北海道網走市の視察訪問記です!
- 網走市がどんな町か知りたい!
- 網走市の移住制度について知りたい!
このような皆さまに向けた記事となっています!

網走市には、私たちが2022年4月の約1ヶ月間「美幌町」で暮らしているときに訪れました。



網走市までふらっとドライブに行ったときに見たオホーツク海と知床連山の景色に圧倒されて、網走市に住みたいかも!と思い、市の移住担当者に即アポを取ってみました。
今回は、実際に訪問して網走市役所の担当者さんにお話を聞いた経験をもとに、網走市について紹介します!
- 北海道の中でも屈指の大自然を感じながら生活でき、空港へのアクセスなど立地もいい
- チェーン店も一通りあり、大学もあって、正直想像以上に活気がある地域
網走市の基本情報
町名の由来 | アイヌ語の「ア・パ・シリ」から。意味は「我らが見つけた土地」。 |
人口 | 33,425人(2022年12月時点) |
面積 | 471k㎡ |
人口密度 | 3.37人/k㎡ |
隣接市町村 | 北見市、大空町、小清水町 |
最寄りの空港 | 女満別空港 |
駅・バス | 駅あり、バスあり |
道の駅の数 | 1 |



道東だとこんなに公共交通機関がそろった立地のいい町は限られてますね(笑)
網走市の施設


まずは町の施設からご紹介します!住んだら使うようになるかもしれない公共施設を実際に見に行くことは、移住地域の下見でやるべき事の1つ。



私たちが実際に見に行ったところだけの紹介です!
私たちは以下の施設を実際に見てきました!
- 網走市役所
- オホーツク文化交流センターエコーセンター2000
- スポーツ施設
- JR網走駅
- 道の駅 流氷街道網走
- ぽぽ260
- 網走監獄



私たちは今回訪れていませんが、北方領土博物館や流氷館など、網走は見どころがたくさん!
それでは、訪問した施設の一部を紹介していきます!
網走市役所




私たちはこちらの市役所で移住担当者さんからお話しを聞きました。



建物はちょっと暗く老朽も気になったので調べると、新庁舎建設予定で、2024年完成予定だそうです!
オホーツク文化交流センターエコーセンター2000


ホールや図書館、工芸室や展望室、レストランなど様々な機能が入った生涯学習施設です。
WiFiもあり、図書館には勉強が仕事ができる机もあったので、1日中ここで過ごせそうです。















訪れたときは曇っていてあまり見えませんでしたが、展望室からはオホーツク海が綺麗に見えるようです!冬には流氷も!
スポーツ施設


網走運動公園には、総合体育館やプール、野球場、陸上競技場、ゲートボール場などが入っています。
網走運動公園以外にも市内にはスポーツ施設がいくつかあります。
中でも、「網走スポーツ・トレーニングフィールド」は広大な敷地で、天然芝フィールドやアーチェリー場、パークゴルフ場、ゴーカート‥などなど珍しい競技場も入っています。



私たちが日々取り組んでいる筋トレは、総合体育館に入っているトレーニング室でできそう。一般は1回180円!
その他、スキー場やスケート場、網走湖ボート場など、あらゆるスポーツが楽しめる環境です!


JR網走駅
網走市内には6駅あります。
6つの中で一番大きいのが網走駅。観光案内所や飲食店も入っています。




駅前も街中という感じで、ビジネスホテルやチェーンの飲食店などが立ち並んでいます。


道の駅 流氷街道網走


観光情報コーナーをはじめ、物産館やレストランが入っています。
オホーツク海に面したところにあり、道の駅が流氷砕氷船「おーろら」の発着場でもあります。
道の駅については、下記記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はご覧ください♪





道の駅から見えるオホーツク海と知床連山の景色は、道内を見て回った中でも屈指の美しさ。この景色が日常的に見れるなら移住したいと真剣に検討。物件まで漁ってしまいました。




網走監獄


有名な観光地「網走監獄」。
北海道に移住したい!と考えている方にはぜひ足を運んでほしい場所の一つです。
もちろん刑務所のことも知れますが、北海道開拓の歴史がかなり学べます。



移住候補先の歴史を知ることも非常に大切。どんな歴史を歩んできて今があるのか、その土地に対する見え方も変わります。
ぽぽ260
260mの防波堤の上を散策できるようになった場所。道の駅流氷街道網走ができる前は、ここが流氷砕氷船「おーろら」の発着場だったそうです。







防波堤の上を歩きましたが、とっても気持ちよくて、想定以上の時間滞在してしまいました。4月はまだ寒いですが、知床連山の雪山が美しい。4月ならではの美しさだと思います。


網走市の生活用品店


網走市の生活用品店は十分そろっています!
スーパーも10店舗近く(個人商店など含めるともっとたくさん)、家電量販店や書店、ユニクロ、チェーンの飲食店など、なんでもそろいます。



正直、チェーン店がこんなに出店しているとは思っていなかったのでびっくりしました。十分過ぎるくらいそろっています。東京農業大学のキャンパスがあるからかな。
ないものと言えば、映画館やニトリなどでしょうか。
役場の方たちに聞いたところ、映画などは北見市まで行くと言っていました。















実は道内でミスタードーナツは結構レア。食べたい!と思って調べたら車で3時間の距離だったりしたことも(笑)
4月の気候
私たちが訪問した2022年4月の網走市の気候についてです。年によって気候にも波がありますし、私たちの体感にはなりますが、参考にしていただければと思います!


2022年4月 | ・日中もパーカー1枚では肌寒い。暖かい日はコート不要だが、出かける際は持参必須。 ・道路の雪はないが、山は雪山、網走湖もまだ凍っている。 ・一冬過ごした私たちからすると、耳や手の防寒具は不要になるが本州から急に4月に来ると必要かも。 |
いかがでしょうか?



北海道のほぼオールシーズンを見て、4月は特に好きな時期になりました。外に出るのに重装備は不要になり、道路から雪も消え外も歩きやすくなります。そして、景色は美しい雪山と雪解け後の畑が姿を現し、風景がカラフルになってくる時期。一言で最高です!
網走市の移住制度


それでは、網走市の移住制度を見ていきましょう!
移住相談
網走市は随時、移住相談を受け付けています。私たちは下記流れで申し込みしました!
- ネットで「網走市 移住」と検索
- 網走市役場HPに移住・定住窓口を発見
- メールで問い合わせる
- 同日中に担当者から返信があったので、日程調整し現地訪問!
私たちは、直接現地に行って移住相談を受けましたが、オンラインでも対応してくださると思います。
移住相談の内容は人それぞれだと思いますが、たみのこ夫婦の移住相談の中身をお見せします!
- 役場の担当者さんから町の基本情報や移住に関する補助金の紹介
- 私たちが気になることを質問!
・市が現在最も力を入れていること
・市が把握している直近2~3年の移住者について
Lどこからの移住者が多いのか、道外からの移住者もいるのか
L移住する人の年齢層
・気候について
・生活について
・市の課題
・在住者から見た暮らしやすいと思う点と不便な点 - 約45分間の移住相談訪問が終了



私たちが訪問した際は、市役所の担当者2人が同席。メール問い合わせの時点で詳細な自己紹介をしていなかったためか、なぜか年配男性が1人で来ると思ったらしく、担当者さんはちょっと慌ててました(笑)
網走市の移住・定住相談窓口は網走市HPに載っています!気になる方はぜひ連絡をとってみてください。
移住体験住宅
網走市では、1ヶ月以上お試し暮らしをしたい方用滞在物件があります。
他の自治体のように、自治体が所有する住宅ではなく、特定の民間マンションの空室を移住体験住宅として利用できるようにしています。



最長6ヶ月滞在可能。利用人数に制限もなくペット同伴もできる物件もあるようです。物件によって立地もさまざまなので、自分のライフスタイルに合った暮らしができるかもしれません。
移住体験住宅については、網走市HPに載っています!
網走市のここがよかった!


実際に行って感じた網走市の良かったポイントは3つ!
- 公共施設もスーパーや飲食店なども充実
- 最寄りも女満別空港まで車で約30分、駅もあり、道東オホーツクの中では交通の利便性が抜群
- 網走市から見えるオホーツク海と知床連山は道内屈指の美しさ



いきなり田舎暮らしを始めるのは不安…という人にもおすすめの地域に感じます。人口は3万ちょっとで大学があり若者も多く、居心地も良いんじゃないかなと感じました。
網走市のここが惜しい!


一方で、私たちが思う「ここが惜しい!」というポイントは2つあります!
- 札幌へ行きづらい。網走から札幌まで車で約5時間15分。飛行機で札幌に行くくらいなら東京に行くのもあり。
- 行政はパッとしないかな…



網走という街には惹かれたのですが、行政はパッとせずでした。直接接した担当者さんたちにもよるのかもしれませんが、市役所内を見た雰囲気なども含め、これまでに見てきた自治体と比べてもパッとせず…。
網走市を視察した感想


正直、網走市に訪れるまでの網走のイメージは、網走監獄。なんとなく寒くて暗くて暮らすには過酷な地域だと想像していました。(網走の知識は学生時代に日本史で出てきた内容とゴールデンカムイからの情報ぐらいでした…笑)
こんなに壮大な景色で快適な生活環境、充実した公共施設があるとは思っていませんでした。



私たちはすっかり網走市の虜になってしまいました。何より景色や街の雰囲気に惹かれたのですが、女満別空港までも車で約30分と立地もすごくいいのも魅力的!
市の移住施策に関しては、あまり力は入れていない様子。私たちのように移住相談に来る人もほぼいないようでした。もし網走に移住するとしても、自分たちで物件を探してスッと移り住む感じになりそう。



市の担当者さん曰く、移住する人の大半が自分たちで物件を探してスッと転入しているそうで、移住者はほとんど把握できていないそう。確実に把握できているのは地域おこし協力隊くらいみたい。
以上、網走市についての紹介でした!!次回の視察訪問記もお楽しみに♪





