こんにちは!たみのこです。
今回の記事は寒冷地での車の駐車時に注意すべきポイントについて!
こんな人にオススメ!
- 冬の雪国に車で初めて行く人
- 寒冷地での車の駐車で注意しておくべきポイントを知りたい人
- 寒冷地へ移住を検討していて、冬の車の扱い、主に駐車について知りたい人
のような皆さまに向けた記事となっています!
私たちは2021年12月に車とともに北海道に降り立ち、車を日常的に利用してお試し移住ライフを送っています。
北海道ほどの雪が降る寒冷地となると、東京や埼玉などと同じ車の扱い方をすると支障をきたす場合があります。
特に駐車を間違えると「出発したくてもすぐにはできない……」という事態に陥ってしまうのです。
寒すぎて凍ってしまう部分があるんです……!!何を隠そう駐車方法を間違えて、ある部分を凍らせました。
今回は、そんな車の扱い方の1つ寒冷地の「駐車方法」について、実体験を交えつつ注意すべき3ポイントを解説します!
この記事を読んで、寒冷地での駐車を完璧にし、スムーズな出発ができるようになりましょう!
この記事の結論はこちら!
- 寒冷地では、駐車方法を間違えると「ワイパー」「各種ミラー」「サイドブレーキ」が凍りついてすぐに出発できなくなる!
- なるべく平たんな場所に駐車し、サイドブレーキをかけず、ドアミラーを閉じず、ワイパーを立てる。
- フロントミラー、ワイパー、ドアミラーを守るために、凍結防止のフロントカバーをつけることがおすすめ!
寒冷地で駐車時に起きること
まずは、寒冷地で車に起きることをお話していきましょう。
暖かい時期と同じように普通に止めてしまうと、 車に起きることは簡単です。
いろんなところが凍り付きます。
具体的に言うと、
- 全てのミラー:外が見えない
- ドアミラーの開閉部:閉じると開かなくなる
- ワイパーがガラスに張り付く:動かなくなる
- サイドブレーキが凍る:サイドブレーキが解除できなくなる
といった具合です。
私はワイパーやサイドブレーキには気を付けていたのですが、ドアミラーの開閉部でやらかしました……
このように各部分が凍り付いてしまうと、困るのは出発するときです。
各部分を運転に支障がないように解凍しなくてはなりません。
解けるのを待つとなると、かなり時間がかかります。解氷スプレーを使う手もありますが、お金もかかりますし面倒です。
では、どのように駐車すればよいのでしょうか?
冬の寒冷地での正しい駐車方法を解説します!
駐車時に気をつけるべき3つのポイント
駐車時に注意すべき3つのポイントを解説する前におさらいです。
駐車時に凍り付くのは、
- 全てのミラー:外が見えない
- ドアミラーの開閉部:閉じると開かなくなる
- ワイパーがガラスに張り付く:動かなくなる
- サイドブレーキが凍る:サイドブレーキが解除できなくなる
でした。
だとすれば、この各部位が凍らないような対策を駐車時にすれば良い、ということになります。
それでは、対策を3つ紹介していきましょう。
ワイパーはあげておく!
1つ目のポイントは「フロントワイパーとリアワイパーを立てておく」です!
ワイパーを立てるべき理由は、ワイパーのガラスへの張り付いたままの凍結することを防ぐためです。
仮に凍ってガラスに張り付いたまま無理矢理動かそうとすると、
- ワイパーのゴムが剥がれる。変形する。
- ワイパーアームが折れ曲がる。
- ワイパーを動かすモーターに過剰な負荷がかかる。
など、ワイパーに関する部品が故障してしまう恐れがあります。
また、フロントガラスの上に積もった雪の「雪かきを楽にする」というメリットもあります。
ただし、実はワイパーを立てない方がいい時もあるのです。
それは、
- 上から雪が落ちてくる場所に駐車する場合
- 大雪が降るといわれている場合
- 水分を含んだ雪質の場合
- 強風の場合
という場合です。
雪の重みや強風でワイパーが折れてしまう可能性があるのです。
天気予報など状況を見て、ワイパーを立てるか立てないかは都度判断しましょう。
ドアミラーは閉じない!
2つ目のポイントは「ドアミラーを閉じない」です。
これを私たちは失敗してしまいました……
理由は、ドアミラーの可動部が凍り付いてしまい開かなくなってしまうから。
ドアミラーが閉じたままでは当然、車を出すことはできません。
そのため、ドアミラーは開いたままにしておきましょう。
ですが、車によって車のロックに連動して自動開閉してしまい、開いた状態で駐車できない場合があります。
私たちの車がまさにそれで、自動開閉の設定解除もできず、開いた状態での駐車ができません。
こういった場合に、有効なアイテムがあり私たちはそれを利用して凍結を防いでいます!
アイテムは後ほど紹介します!
平らな場所に止めて、サイドブレーキはかけない!
3つ目のポイントは「平らな場所に止めて、サイドブレーキ(パーキングプレーキ)をかけない」です!
これまた理由は言わずもがな、サイドブレーキが凍ってしまうからです。
ここで簡単にサイドブレーキの仕組みを解説します。サイドブレーキは、
サイドブレーキの仕組み
- サイドブレーキをかける
- 連動して、ワイヤーが引っ張られる
- ワイヤーの張力によって、後輪にブレーキをかける
という仕組みになっています。
そして肝心の凍ってしまう部分は「ワイヤー」です。
このワイヤーに水や雪がかかっている状態で、氷点下になるとワイヤーが凍ってしまうのです。
こうなると、サイドブレーキが解除できなくなってしまいます。
サイドブレーキが解除できないと、当然車を動かせなくなってしまいます。
サイドブレーキの凍結解除は難易度も高いため、凍らないように注意しましょう。
これは電動パーキングブレーキでも同じなので注意してください!
サイドブレーキをかけない場合、平坦な場所に駐車するようにも気をつけてください!
傾斜がある場所だと車が動いてしまう可能性があります。
傾斜がある場所にしか止めれないという場合、輪留めを使って動かないようにしておく必要があります。
駐車時におすすめしたいアイテム「フロントカバー」
ここまで、駐車時に注意したい3つのポイントを紹介してきました!
寒い地域は気をつけるべきことが多くて大変です…….
ですが、この寒さから車を守るのに役立つアイテムがあるんです。
というわけで、寒冷地で駐車時におすすめしたいアイテムを最後に紹介します!
そのアイテムが「凍結防止のフロントカバー」です!
フロントミラーをすっぽり覆うカバーで、ドアミラーの凍結を防ぐ袋もついています。
これがドアミラーの可動部分の凍結を防いでいます。
使い方は、簡単!
フロントカバーのつけ方
- フロントミラーを覆うようにかぶせる
- ドアミラーを覆うカバーをドアミラーにかぶせる
- 上部左右についている耳をドアに挟む
写真のように、ドアミラーとドアでカバーを固定させます。
カバーの下部にはマグネットが入っており、ボンネットにぴったりとくっつきます。
唯一の弱点は、強風が車の後ろから吹き続けた時。
フロントカバーが船の帆のように張って、取れそうになってしまうんです。
強く固定する部分を増やすか何かしないといけないかなと考えています。
ですがそれ以外の点は、フロントミラーの凍結を防ぎ、ドアミラーの可動部の凍結も防いでくれるため、非常に便利で重宝しています!
これがあれば、サイドブレーキとリアワイパーさえ注意すればOKです!
購入時には、ご自身の車のサイズに合うように注意してくださいね!
すぐに出発するためには駐車時が大事!
今回は、冬の寒冷地で車を駐車するときに注意すべき3つのポイントを紹介してきました!
- これから寒冷地に移住しようと考えている人
- 車で冬の寒冷地にレジャーで行こうとしている人
などなど、これから寒い地域で過ごそうと考えている人はぜひ参考にしてください!
東京と同じように止めてしまうと大変なことになります
最後におさらいです!
寒冷地での駐車3つの注意ポイント
- ワイパーを立てておく!
- 平坦な場所に止めて、サイドブレーキはかけない!
- ドアミラーは閉じない!
凍結防止のフロントカバーを使う場合は、サイドブレーキとリアワイパーだけ注意すればOKです!
駐車に注意して、冬の寒冷地を楽しみましょう!
また、雪道運転には大雪の際の立ち往生などの緊急事態が起きる可能性もあります。
そういった事態に備えるために、車に積んでおきたいモノをこちらの記事で紹介しています。
あわせて参考になれば幸いです!