夫婦でフリーランスになる2つのメリットと5つのデメリット【働き方・暮らし・税金・保険】

こんにちは！たみのこです。

今回の記事は夫婦でフリーランスになるメリット・デメリットについて！

のような皆さまに向けた記事となっています！

私たちは、2020年に脱サラをしてその後結婚。晴れて、フリーランス夫婦になりました。

お互い正社員として同棲していた期間もあり、その時と比較して良いと思うところも、ちょっと不安に思うところも見え始めてきました。

そこで今回は、フリーランス夫婦として生活・仕事をしてきて感じたメリット・デメリットをご紹介します。

フリーランス夫婦たみのこの仕事と仕事のスタイル

まずは、簡単な自己紹介と仕事の内容からお話ししていきたいと思います。

私たちは、夫婦ともにフリーランスとして働いている夫婦です。2020年に夫婦で脱サラし、フリーランス夫婦になりました。

請け負っている業務は、夫婦二人で行っている仕事と別々の仕事の両方があります。ざっくり分類すると、

という感じです。

働き方は、映像撮影を除く全ての業務をフルリモートで行っており、時間の縛りもあまりありません。（オンライン事務だけは、平日の決まった時間に業務があります。）

そのため、働く場所と働く時間の自由度はかなり高い方だと思います。

というような感じで、いまご紹介したような仕事を自由度の高い働き方でやってきました。

そんなフリーランス夫婦生活を送る中でわかってきたメリットとデメリットがあります。

夫婦でフリーランスになるメリット

まずは、メリットの方から紹介します！

それぞれお話していきましょう。

夫婦での生活の自由度Up!!

1つ目が「夫婦での生活の自由度が上がること」

このメリットは後ほど紹介するデメリット全てを受け入れても補って余りあるメリットと言えます。生活の自由度が上がることが「フリーランスになる目的」という人もいるはず。

私たちの場合は、働く場所も働く時間もほぼ縛られていないため本当に自由度の高い生活をしています。

夫婦のチームワーク向上

2つ目が「夫婦のチームワーク向上」です！

これはフリーランス夫婦ならではのメリットと言えます。生活も仕事においても、一緒にやることが増えるためチームワークがどんどん向上します。

また、フリーランスは頑張れば頑張るほど、収入を上げることができます。

夫婦で生活の質を上げるために、収入をアップさせるための戦略を練ったり、行動していくことでさながら会社のチームのようにチームワークの向上が期待できますよ！

夫婦でフリーランスになるデメリット

続いて、デメリットの方です。メリットよりも知っておいて欲しいデメリットは5つ！

そうなんです。メリットよりもデメリットの方が数的には多いんです。1つずつお話していきましょう。

収入が不安定

1つ目が「収入が不安定」ということです。

これは、よく言われることなので知っている方も多いでしょう。

正社員で会社に雇われている場合、ぶっちゃけると会社に行ってさえいれば、毎月決まった日に給料をもらうことができます。しかし、フリーランスはそうはいきません。自分で動かなければ収入は0です。

また、仕事の受注状況によって毎月の浮き沈みは激しくなります。

そんな不安定なフリーランスが夫婦二人共の場合、収入は当然ながら安定しません。安定しないことを前提とした家計管理や資産形成が重要になります。

健康保険料が高い

2つ目が「健康保険料が高い」ということ。

正社員として会社で働いている場合、実は会社が半分負担してくれています。ところがフリーランスとなると、全額自分で負担しなくてはならなくなるのです。

そのため、家族が増えるほど健康保険料の負担は増し、可処分所得が少なくなる可能性があるでしょう。

将来の年金額が会社員に比べ少ない

3つ目が「将来の年金額が会社員に比べ少ない」ことです。

正社員の時は、国民年金だけでなく「厚生年金」というのに加入しています。

ところが、フリーランスは国民年金のみです。そのため、正社員に比べて厚生年金分、将来に受給できる年金額が少なくなるのです。

フリーランスは将来受給できる年金額が少ないため、確定拠出年金（iDeco）や資産運用などで将来のための貯蓄を会社員以上にする必要があるのです。

常に一緒なので1人の時間は少ない

ここまで3つお金の話でしたが、4つ目は別の話。

夫婦でフリーランスをしていると、常に一緒なので1人の時間が少なくなります。一緒に入れる時間が長いというのはメリットなのですが、裏を返せばデメリットにもなるのです。

人によるとは思いますが、

と思う時があるかもしれません。また、仮にケンカをした後などは一緒に居づらいですよね(笑)

社会的信用が低い夫婦になる

5つ目が「社会的信用が低い夫婦になる」です。

夫婦ともにフリーランスということは、収入が不安定になるということは1つ目のデメリットでお話しました。その結果、社会的信用が低くなる、というデメリットあるのです。

このデメリットによって起きる可能性があることが、

ということ。ある程度稼ぎが増えて、フリーランスとしても安定してくればクリアできるデメリットではあります。

しかし、フリーランスになりたてだと、どうしようもないデメリットになるでしょう。

夫婦でフリーランスになるなら考えておくべき3つのこと

フリーランス夫婦のメリット・デメリットということで、メリットを2つ、デメリットを5つ紹介してきました。

と思われた方も、結構いるんじゃないでしょうか？

ですが、このデメリットはこれからお話することをしておくことで、減らすことができます。フリーランス夫婦になるなら考えておきたい2つのことを紹介します。

お金の管理

1つ目が「お金の管理」です。

デメリット5つのうち3つはお金の話です。収入が不安定になり、支出が増え、将来の収入が減ることになるフリーランス。

であれば、普段からお金の管理をしっかりと行い、資産形成をしていくことがとても大切になります。

お金の不安を減らすことで、フリーランスのデメリットは大きく減ります。

家事分担等の話し合いをしておく

2つ目が「家事分担等の話し合いをしておく」ということです。

と思われるかもしれませんが、これが結構重要です。

夫婦ともに同じ条件で仕事をやっているのに、片方に家事が寄ってしまうとそれはケンカの火種となります。共働き夫婦でも同じことが言えますが、フリーランス夫婦はより不満がたまりやすいでしょう。

1人の時間を必要としないためにも、争いの火種はなくしておくことが大切です。

メリットだけじゃない、デメリットも認識しよう

今回は、フリーランス夫婦のメリット・デメリットについてお話してきました！

デメリットが倍以上ありますが、フリーランス夫婦のメリットである2つは5つのデメリットを補って余りあるメリットだと実感しています。

このメリットがあるからこそ、これまで大きなケンカもなく常に夫婦で歩き続け、新しい生活の場所を探して北海道でお試し移住暮らしをできているといっても過言ではありません。

正社員からフリーランスになる時には、お金や将来のことで不安は付きないでしょう。実際、フリーランスになってからも不安が全くなくなるわけではありません。

それでも私たちは夫婦でフリーランスになってよかったなと思います。

と思いつつ、先にフリーランス夫婦になった1組の夫婦として、フリーランス夫婦になった方々が望む生活を手に入れられるお手伝いが出来たらいいなとも思っています。

それでは！