こんにちは!たみのこ夫婦です。
今回の記事は北海道東神楽町の視察訪問記です!
- 東神楽町がどんな町か知りたい!
- 東神楽町の移住制度・お試し移住制度について知りたい!
のような皆さまに向けた記事となっています!
東神楽町には、私たちが2022年2月から約1ヶ月間「美瑛町」で暮らしているときに訪れました。
東神楽町と聞いてもピンと来ないのですが、実は「旭川空港」がある街こそが東神楽町です。
今回は、実際に訪問して役場の担当者にお話を聞いた経験をもとに、東神楽町について紹介します!
- 旭川市に近く、旭川空港も町内にあるとても便利な街!生活面では言うことなし!
- イメージは旭川市のベッドタウン。人口減もあまりないため、移住施策は積極的ではない印象。
東神楽町の基本情報
町名の由来 | 旧神楽村からの分村時に村の東側にあったから |
人口 | 10,084人(2022年3月時点) |
面積 | 68.50k㎡(2022年3月時点) |
人口密度 | 147人/k㎡ |
隣接市町村 | 旭川市、東川町、美瑛町 |
最寄りの空港 | 旭川空港 |
駅・バス | バス |
道の駅の数 | 0 |
神楽は、アイヌ語で「神々の遊ぶところ」という意味だそうです。某アニメで有名な神楽舞も火の神に捧げる舞、だったはず(笑)
北海道の「町」の中では4番目に面積が小さな町。人口密度もその分高めですね。
東神楽町の施設紹介!
それでは、東神楽町の施設やお店を紹介していきましょう〜!
私たちが実際に見に行ったところだけの紹介です!お店はもっとたくさんの素敵なお店があると思うので、ぜひご自身の足で訪れてみてください!
町の施設
まずは町の施設からご紹介します!住んだら使うようになるかもしれない公共施設を実際に見に行くことは、移住地域の下見でやるべき事の1つ。
私たちは以下の施設を実際に見てきました!
- 東神楽町役場
- スポーツ施設
- 図書館
- 健康回復センター(森のゆ花神楽)
2月という真冬に訪問したので、残念ながら森林公園など冬季閉鎖の場所は見れませんでした。
それでは、それぞれの施設を紹介していきます!
東神楽町役場
外観は古めですが、建物内は解放感があります。入口を入ってすぐに町の特産品も置いてありました。
役場の隣に図書館があり、現在改修工事を行なっていて、今後は役場と図書館が直結するそうです!
スポーツ施設
総合体育館には柔道場やトレーニング室、卓球場が入っています。B&G海洋センターという施設内にはプールもありますよ。
ただ、温水プールではないので残念ながら夏季しか利用できません。北海道のプールあるあるです。
総合体育館とは別に、「ふれあい交流館」という施設にもトレーニング室やプールが入っています。
利用料は、町民100円、町外200円と非常に安いですね。
なんと、冬季は東聖小学校グランドにスケートリンクが開設され、無料で利用できるそうです!
冬の北海道ならでは、という感じがします!
図書館
役場の裏手に図書館があります。近い将来に役場と直結するらしいです!図書館を入ってすぐの場所に展示ホールがあり、一定期間ごとに様々な展示をしています。
私たちが行ったときは、書展が開催されていました〜!
また、図書館受付カウンター周辺ではWiFiが使用できるそうで、仕事もできるかも?しれません。
健康回復センター(森のゆホテル花神楽)
※東神楽町役場のHPには健康回復センターとして紹介してありますが、民間運営のホテル/温泉施設です。
町民は650円(大人)、町外は700円(大人)で日帰り入浴ができます!私たちも日帰り入浴してきたので、詳しくはこちらの記事をご覧ください!
お風呂から大雪連山が見渡せ、広々とした開放的な温泉でした。
ここの露天風呂は本当に最高でした…!
東神楽町の生活用品店
東神楽町は町の大きさに対して、各お店が十分に揃っています!
スーパー | 2店舗 |
コンビニ | 4店舗 |
ホームセンター | 1店舗 |
ドラッグストア | 2店舗 |
特にALTIMALLは、スーパーを始めとして書店や100円ショップ、ホームセンターなども入った複合施設!ここに来れば大体なんでも揃うんで、この近くに住んでいれば生活面では何も困りません。
私たちも美瑛町滞在中に、ここのスーパーにお世話になりました。
冬場はどこもお野菜が高めなのですが、ここのスーパーは安かった!!
また、東神楽町の市街地から15分ほどで旭川市に行けるので、生活には全く困りません。東神楽町市街地のメイン通り(294号線)を行くとスッと旭川市に入ります。
東神楽町と旭川市は一体という印象。旭川市のベッドタウンというイメージですね。
東神楽町の移住制度
それでは、東神楽町の移住制度を見ていきましょう!
移住相談
東神楽町は随時、移住相談を受け付けています。私たちは下記流れで申し込みしました!
- ネットで「東神楽町 移住」と検索
- 東神楽町役場HPに移住・定住相談ワンストップ窓口を発見
- メールで問い合わせる
- 翌営業日に担当者から返信があったので、日程調整し現地訪問!
私たちは、東神楽町役場に行って現地で移住相談を受けましたが、オンラインでも対応してくださると思います。移住相談の内容は人それぞれだと思いますが、たみのこ夫婦の移住相談の中身をお見せします!
- 役場の担当者さんから町の基本情報や移住に関する補助金の紹介
- 私たちが気になることを質問!
・東神楽町が最も力を入れていること
・役場が把握している道外からの移住者について
・気候について
・東神楽町の課題 - 約40分間の移住相談訪問が終了
東神楽町は、旭川市のベッドタウンということもあり、若い世代(ファミリー層)の流入が非常に多いそうです。住宅も空きはほとんどなく、土地を購入して新築住宅を建てるファミリー層が多いもよう。
旭川市の隣ということで転入出もそれなりの数あるそうです。しかし、町が移住者として把握しているのは、地域おこし協力隊として移住してきた数名だけとのことでした。
東神楽町の移住・定住相談ワンストップ窓口は東神楽町HPに載っています!東神楽町が気になる方は連絡をとってみてくださいね。
ちょっと暮らし体験施設
東神楽町にはちょっと暮らし体験施設がありません。
東神楽町でお試し暮らしをしたいと思った場合は、自分で物件を探して暮らしてみることになります。
まずは隣の旭川市に住んで、東神楽町に通うのもいいかもしれませんね。また、隣の美瑛町と東川町はお試し移住施設があるのでそちらを活用するのも手です。
東神楽町のここがよかった!
実際に行って感じた東神楽町の良かったポイントは4つ!
- 市街地から車で5分の場所に旭川空港がある!冬の就航率も99.5%!
- 旭川市のベッドタウンで人の流入が多いため、ひっそり移住したい人にはおすすめ。
- 美しい大雪連山を日常的に見ることができる。
- 北海道第2の都市、旭川市が隣にあるので移住して就職を考えてる人にはおすすめの立地。
いきなり田舎暮らしを始めるのは不安…という方にはピッタリかも!
東神楽町のここが惜しい!
一方で、「ここが惜しい!」というポイントは3つあります!
- ベッドタウンがゆえに、物件不足。理想の家探しには苦労しそう。
- 田舎暮らし憧れさんには不向き。旭川市のベッドタウンということもあり良くも悪くも、田舎の集落の雰囲気はない。
役場の担当者さん曰く、農地も既にいっぱいで有休農地などはないようなので、「移住して農業!」という方には不向きかもしれません。
行政としても移住施策には力を入れていない(注力する必要がない)印象だったので、自分でしっかりと動いていく必要がありそうだと感じました。
東神楽町を見て回って
旭川市のベッドタウンであり旭川空港がある東神楽町。
生活用品店も町内に十分にあり15分程度で旭川市にも出れるため、快適な生活環境なのではないかと思います。それでいて、大雪連山の雄大な景色もすぐ近く!
旭川空港があるから、本州に実家がある人も利便性抜群!
私たちは2月という真冬に訪問したのですが、除雪もしっかりと入っていて、雪道の道路も走りづらくなかったです。
雪がなかった西日本出身の私たちでも、東神楽町の冬はやっていけそうだと思いました。
以上、東神楽町についての紹介でした!!