こんにちは!たみのこ夫婦です。
- 田舎暮らしをしたい!地方移住をしたい!と考えている人
- 田舎暮らしのリアル、地方のリアルを知りたいと思っている人
- 田舎暮らしと地方移住がわかるおすすめの本を3冊だけでいいから知りたい人
今回は田舎暮らし・地方移住を考えている人、したいと思っている人にぜひ読んで欲しい3冊の本を紹介します!
やりたいことを調べる時ってどうしてもいい情報ばかり集めがちになってしまったりしますよね。
これを確証バイアスと言います。
田舎暮らしや地方移住を考える時も同じで、
- 田舎暮らしをして楽しそうに生活をしている人
- 生活コストが下がって生活が楽になったという人
のような成功例ばかりを見がちになってしまうことがあります。
ですが、田舎暮らし・地方移住はそんな甘いものじゃありません。
失敗例を調べてみるとたくさん出てきます。
その中には、都会に戻ってしまう人や村八分にあってしまうような事例も。
そんな失敗を回避するためには「田舎暮らしの現実」を知ることが大切です。
私たちからはそういった田舎・地方の現実を知れる本を2冊と、移住前に考えておきたい「なぜ移住するのか?」の参考になる本を1冊紹介します!
- 必ず読むべき田舎暮らしのリアルが知れる「誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書」
- 地方創生のリアルが知れる、地方自治体のリアルが知れる「地方創生大全」
- なぜ地方移住するのか、田舎暮らしをしたいのか、考えるきっかけをくれる「生きる場所を、もう一度選ぶ~移住した23人の選択~」
誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書
1冊目が田舎暮らしをしたいと考えた人が全員読むべき「誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書」です。
「誰も教えてくれない」の通り、大っぴらには言いづらいような「田舎暮らしのリアル」について教えてくれる本です。
田舎暮らしは、ただ行くだけでは理想の生活が送れる自分にとっての理想郷にはなりません。
そこに昔から住んでいる人たちがいて、その土地土地の慣習があります。都会では希薄な人間関係も田舎は濃いです。
こういったことを考えずに都会からの田舎に行くと、痛い目を見る可能性が高いです。
「田舎暮らしの教科書」は痛い目のような、あまり表には出てこないような暗い部分についても教えてくれます。
また、よく田舎暮らしが良いと言われる理由の1つで言われる「生活費が下がる」についてのリアルについても知れます。
田舎には都会にはないコストがあり、全てがすべて安いわけではないということを知ることができますよ。
地方創生大全
2冊目は地方創生、地方自治体のリアルが知れる「地方創生大全」です。
こちらは田舎暮らしの教科書が「生活」に焦点を当てたものだとすると、地方の「ビジネス」に焦点をあてて書かれた本です。
- 政府・地方自治体が取り組んでいる地方創生事業が一体どういう状態なのか?
- 地方自治体の進める地方創生事業はどのように進められているのか?
といった地方創生のリアルを知ることができます。
基本的に世に大々的に発表される地方創生事業は成功事例だけです。
ですが、実際こんなに失敗事例があり、こういった理由で起きている、ということを教えてくれます。
正直、都会でビジネスをやっていると考えられないことばかりです。
地方自治体の取り組みは「生活のしやすさ・暮らしやすさ」に直結します。自治体がひどいと、
- 税金を払っていても、その恩恵を得られない
- 下手したら自治体が将来的に財政破綻や消滅してしまう
といったことも起きかねません。
移住したい自治体・住んでみたい田舎は、どんな自治体でどういう取り組みを進めているのかを調べずにはいられなくなる本です。
地域活性化事業をやりたい!地域おこし協力隊になりたい!と考えている人は必ず読むべき1冊です。
生きる場所を、もう一度選ぶ
3冊目は
どうして地方移住したいのか?
なぜ田舎暮らしをしたいと思ったんだっけ?
というような「なぜ」を考えさせてくれるきっかけをくれる本です。
2020年からの新型コロナウイルスの流行によって、地方移住や田舎暮らしが大きな注目を浴びています。
コロナ以降、地方移住をした人のインタビューや番組をテレビで見ることが増えたように思います。
世間で流行すると
私も田舎暮らしをしてみたいな~
と思ってしまいがちです。
ですが、流行に流されるとろくなことはありません。
1冊目の田舎暮らしの教科書に書かれているような痛い目を見る事間違いなし。
そこでこの本です。
あなたの移住したいという気持ち、田舎暮らしをしたいという想いは本物ですか?
そんなことを考えるきっかけをくれる本になっています。
本では著者が、
- なぜ、どういう想いで移住したのか?
- 移住してからどういう生活をしているのか?
- 移住してどうだったか?
ということを23人の移住者にインタビューした内容が記載されています。
- 土地と人に惚れた
- やりたいことがあった
- 住めば都だった
- ここだからやれることがあった
など、移住する理由は人それぞれですが、自分が田舎暮らしをしたいという想いは本物かどうかを考えてみましょう。
本に出てくる人たちはすごい人ばかりです。正直「自分にはあまり参考にならないかも」と思ってしまうかもしれません。
でも、考えるきっかけにはなるはずです。ぜひ読んでみてください。
地方移住・田舎暮らしをする前に知っておこう
たみのこ夫婦がおすすめする3冊を紹介しました!
- 必ず読むべき田舎暮らしのリアルが知れる「誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書」
- 地方創生のリアルが知れる、地方自治体のリアルが知れる「地方創生大全」
- なぜ地方移住するのか、田舎暮らしをしたいのか、考えるきっかけをくれる「生きる場所を、もう一度選ぶ~移住した23人の選択~」
3冊目の「生きる場所を、もう一度選ぶ」を選ぶを除き、読んだら
田舎暮らし辞めようかな…
って思うような本です。
でもこの3冊を読んで、考えてそれでも
田舎暮らしをしたい!!!!
って思ったらその想いは本物だと思います。
都会も田舎も、自分たちが生活をするための場所でしかありません。
田舎の暮らしを事前に体験する「お試し移住制度」という制度もあります。
こういった制度を活用して、実際に田舎暮らしを本格移住の前に体験するのも手ですよ!
どっちが自分に向いているかをしっかりと考え、心身ともに豊かな生活を送っていきましょう!