田舎暮らしに車は必要?田舎レベルと周辺環境によって必要性は違う!【結論あった方が楽しい】

こんにちは!たみのこ夫婦です。

こんな人におすすめ
  • 田舎は車が必要と聞くけど本当に必要なのか知りたい人
  • 田舎暮らしで車を持つメリットとデメリットが知りたい人
  • 田舎暮らしで車を持つことでかかるお金がどれくらいかかるのか知りたい人

今回は田舎暮らしを始めるときに、必ず考えることになるのが「車」。

ミア

田舎暮らしとなると車は必須なんでしょう?

と思っている方も多いと思います。

では実際本当に必要なのでしょうか?


今回は、田舎暮らしに車が必要かどうか、について田舎暮らしを始めて1年が経つ私たちが解説していきます!

たら

私たちは田舎暮らしを始めて1か月目は車を持たずに生活し、2か月目に車を購入しました!

ミア

車を持たない田舎暮らしと車を持った田舎暮らし両方経験しているので、両者の視点からお話していきます。

この記事のまとめ
  • 田舎レベルと周辺環境によって車が必要かは違う!必要なところはないと生活ができないし、いらないところはなくても生活可能!
  • 車を持つメリットは4つ!特に移動が楽で楽しくなること!デメリットは維持費がかかること…
  • 車を持つかどうかは年間10万円以上の維持費以上の価値を車に見出せるかどうかが大きい
目次

田舎暮らしに車は必要か?

田舎暮らしに車が必要かどうか?まずは結論からお伝えしましょう。


ずばり

たら

車が必要かどうかは田舎レベルと周辺環境による。ただし、車を持っていた方が田舎暮らしは楽しい。

です。


これ以降ではその理由を解説していきましょう。

田舎レベルと周辺環境による車の必要性の違い

まずは「田舎レベルによる車の必要性の違い」から説明していきましょう。


あなたが住みたい、住む予定の田舎はどんなところですか?

ミア

10万人規模の地方都市でしょうか?それとも人口1000人の集落でしょうか?

これによって車の必要性はかなり異なります。


10万人規模の田舎だと公共交通機関も一応使えるレベルであったりしますし、自転車を持っていればスーパーにだって行ける可能性が高いです。

しかし、1000人規模の田舎だと近くのスーパーまで車で30分。となる可能性もあります。

たら

こうなってくると車がなくては日常生活を送るのにも苦労します。


また、住む家の周辺環境も大切です。

10万人規模の地域に住んでいても、スーパーなど生活に必要なお店まで距離があったら結局車は必要です。


自分が住みたい、住む予定の場所はどんな場所か、車が必要不可欠な場所なのか

これは住む場所を決定する前に決めるとよいでしょう。


ミア

私たちの住む場所は5万人規模くらいで、家から自転車で10分くらいの距離にスーパーもあったので、車がなくても生活ができてました。

たら

初めの1か月は自転車で生活してましたね。

それでも私たちは田舎暮らしを始めてから1か月後に車を購入しています。

次はその車を購入した理由を次に説明していきます。

車を持っていた方が時間もできて生活も楽しい

車を持たなくても生活ができてた私たちですが、結果的には車を購入しています。

それはなぜか?理由は2つあります。

車購入の理由
  1. 自転車での行動は時間も体力も必要だった
  2. 自転車は行ける範囲が狭く、折角の田舎暮らしなのに見に行ける場所が限られていた

時間も体力も必要

1つ目の理由は「自転車での行動は時間も、体力も必要だった」です。

体力使うのはまだ運動にもなってよかったのですが、時間がかかってしまうのがきつかったです。

ミア

特に当時はフリーランスになりたてで時間はあればあるほど良い、という状態だったので時間を少しでも作りたかったのです。


また、私たちの住む地域は高低差があったので実際の距離以上に時間も体力もかかっていました。

自転車は行ける範囲が狭い

そして2つ目の理由が「自転車は行ける範囲が狭く、せっかくの田舎暮らしなのに見に行ける場所が限られていた」です。

たら

自転車だと行動範囲がどうしても狭くなっていました


時間をかければ行けなくはないですが、前述の通りかけられる時間はあまりありません。

ミア

それに50km以上の距離になるともう自転車で日帰りするのはさすがにきつい

そのため、どうしても行ける範囲が限られており折角田舎に来たのに楽しみ切れていない状態でした。


この2つの悩みを解決するために、私たちは車を買うことを決めました!

買った車やかけた費用については後ほど詳しく解説します。

車があることによるメリット・デメリット

では、実際に車を買って感じたメリットとデメリットを解説していきましょう。

メリット

まずはメリットから!

メリット
  • 行動範囲が格段に広がった!
  • 日々の生活が楽になった!
  • 車という移動プライベート空間を手に入れた!
  • 単純に車の運転が楽しかった!

それぞれお話ししましょう!

行動範囲が格段に広がった!

1つ目はやはりこれですね。行動範囲が格段に広がりました。

たら

車持ってるとどこまでも行ける気がしてきます。言いすぎかな(笑)

実際、車を購入してから2県先くらいまでは車旅行をしたりしています。

ガソリン代はかかりますが、都会から新幹線や電車などを使って遊びに行くよりも格段に安い値段で行くことができます!

日々の生活が楽になった!

これも忘れてはいけません。

これまで自転車で買い物に行き、疲れ果てていましたが車によって非常に楽になりました!

たら

たくさん買っても車があれば十分積むことができるし、体力の消費も少ない、時間も短縮できました。

車というプライベート移動空間を手に入れた!

そして、これが意外なメリットです。

当然ながら車には知らない人は乗っていません。つまり周りを気にせずプライベートな会話をすることができる移動空間なのです。

たら

電車などの公共交通機関だと他人も大勢乗っていますので、しづらい話もありますよね。


こういった他人を気にすることから解放された移動空間が、車なのです。

ミア

公共交通機関移動に比べ移動のストレスが減りました。

車の運転が楽しかった!

これはメリットというかもはや気づきです(笑)

都会暮らしの時は車を乗る機会なんてほとんどなかったために知らなかった車の運転の楽しさ。

これを知ることができました。

ミア

ペーパードライバーだった私も初心者講習を受けて、車を乗れるようになってからは楽しく運転しています。

デメリット

続いてデメリットです。

デメリット
  • 車の維持費がかかるようになった……
  • 身体を動かす時間が減った……

車の維持費がかかるようになった

これが最大のデメリットですね。車の維持費がかかるようになりました。

このデメリット1つで、先ほどのメリット4つに匹敵するくらいのデメリットと言えます。

たら

この維持費以上にメリットが大きいと感じるかどうかが車を購入するかどうかの境目です。

車や移動距離にもよりますが、月額1万円以上。年間で言うと10万円以上はかかってきます。

身体を動かす時間が減った

車を買ってから明らかに身体を動かす時間が減りました。


これまで自転車や歩きで行っていた場所に車で行くようになってしまったので当たり前と言えば当たり前です。

よく「田舎の人の方が歩かない。」と言いますが、本当にその通りです。

ミア

都会の人のほうが確実に歩いています。

車にかかるお金を解説

車を持つ最大のデメリットである維持費用

実際どのくらいかかるのでしょうか?まずは一般的にかかると言われている金額を軽自動車と普通車の場合で解説します。

項目軽自動車普通車(コンパクトカー)
自動車税/軽自動車税10,800円30,500円
任意保険80,000円85,000円
自動車重量税12,300円16,400円
自賠責保険料12,422円12,806円
車検料金25,000円25,000円
ガソリン代100,000円100,000円
駐車場代0円0円
メンテナンス費20,000円20,000円
年額目安260,522円289,706円
月額目安21,710円24,140円

※自動車税/軽自動車税は2019/10/1以降に初回登録を受けた乗用車の場合
※ガソリン代は変動が大きいため年間10,000km乗車、レギュラーガソリン140円、燃費は14km/Lで概算
※車検代は大手カー用品店の値を参考に算出
※メンテナンス費はオイル交換や洗車等

上記が維持費の目安です!

たら

田舎で選ぶことの多い、軽自動車と普通車のコンパクトカーのパターンを出しています。

ミア

駐車場代は田舎の場合、家についている場合も多いのでここでは0円にしています。


いかがでしょうか?

年間で24万円、これを仮に20年続けると480万円。

たら

馬鹿にならない金額です。駐車場代もかかるとさらに金額は大きくなります。

ミア

都会から田舎に移住することで家賃は下がったけど、その他の費用がかかってあまり都会と生活費が変わらなかった

という人がたまにいるのはこういった車の維持費が月々でかかってくるためです。


次に私たち夫婦の場合も見ていきましょう。

たみのこ夫婦が1年間で車にかけた金額は

さて、いよいよ私たち夫婦の場合を紹介していきます!

たみのこ夫婦の車

私たちがはじめて購入した車は「ダイハツ タント L 2007年製造モデル 走行距離87,000km」で軽自動車です!

ミア

そのお値段なんと、2年の車検付きで総額26万円でした!

たら

正直相場がわからないので安いかどうかはわかりませんが、安かったと信じてます。


買った2020年時点で13年前のモデルでかなり古めではありますが、状態もよく買った1年後でも問題なく乗れています。

1年間にかかった費用は?

1年間にかかった費用はこちらです!(車の購入費は除きます)

項目たみのこ夫婦の場合(軽自動車)軽自動車
自動車税/軽自動車税12,900円10,800円
任意保険37,000円80,000円
自動車重量税車の購入費に含む12,300円
自賠責保険料車の購入費に含む 12,422円
車検料金車の購入費に含む 25,000円
ガソリン代75,000円100,000円
駐車場代0円0円
メンテナンス費1,000円20,000円
年額目安125,900円260,522円
月額目安10,490円21,710円

月々約1万円ですね!我が家の場合は自宅の敷地内に車がおけたので駐車場代はかかっていません。

たら

車の購入費に、車検代が含まれていたのでそれを含めたら大体相場の金額と同じだと思います。

ミア

車の購入費も含めたら初年度は約40万円かかっていることになりますね。


この金額を安いとみるか、高いとみるか、はたまた高いけど人生楽しむためには必要と考えるかはその人次第です。

車を買わないという選択肢

車は維持費だけではなく、購入費もバカになりません。

私たちは26万円でしたが、もし新車を買おうと思うと軽自動車でも150万円くらいはかかってしまいます!

たら

150万でも安いほうで、普通車なら200~300万円は必要です。


そこで少し前からで始めたのが、車のサブスクです!

車のサブスクは月々定額を払えば、車を買うように借りることができるというサービスです!

ミア

トヨタ自動車がやっているKINTOが有名ですね!

KINTOであれば、最安で月額30,000円台から車を借りることができます!


たら

月額30,000円って高くない!?

って思ったそこのあなた!

私も最初はそう思ってましたが、これが案外高くないんです。


仮に150万円の車を5年間乗るとしましょう。そしたら月で割ると月額3万円になります。

そしてさらにこの金額に先ほどお話した維持費(ガソリン、駐車場除く)が月額約10,000円かかってきますよね。

そしたら月の総額は自分で買った場合、40,000円。サブスクで借りると30,000円。

たら

なんとサブスクで借りた方が月額は安くなる可能性が高いんです!!

ミア

ボーナス払いも併用すれば、なんと最安月額14,630円!!


しかもKINTOの場合は、月額費用の中にメンテナンス費、車検費用、任意保険費用がすべて含まれているからそれぞれ手続きをする必要もないし非常に楽!

たら

やってみてわかりましたが、自分で任意保険手続きしたり、税金払ったりって結構面倒……


そんな手間も代行してくれるKINTOはかなりありな選択肢だと思っています。

ミア

買う以外の選択肢、車のサブスクもぜひ検討してみてください!


車があった方が田舎は楽しい

今回は、田舎暮らしに車が必要か?というテーマでお話してきました。

車離れが進んでいますが、田舎暮らしや密のない場所へのレジャーが注目されはじめ、実際に車を買うかどうかを悩み始めた人も多いのではないでしょうか?


確かに車は持つことによって、かなりのお金がかかります

たら

資産を貯めたい人は車が必要のない田舎に住むのがベストです(笑)

ただ、私たちは車を持っていた方が田舎暮らしは楽しくなると感じています。

なぜなら車を持つことによって、4つもメリットを得ることができたからです。


ミア

田舎に住むことで減った家賃の一部を車に当てることで私たちの人生はより豊かになりました。

たら

私たちにとって車にかかる費用は浪費ではなく、必要な消費です。

「自分たちの田舎暮らしに車が必要かどうか」を考えるとき、

「車を持つとどんな生活を得ることができるのか、その生活には維持費をかけるだけの価値があるか」

を考えることが大切です!

納得のいく結論をもって良い田舎暮らしを送ってください!

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