こんにちは!たみのこ夫婦です。
- 10年以上の都会暮らし経験者が田舎暮らしをした結果、感じたことを知りたい人
- 都会暮らし10年以上の人が感じた田舎と都会の違いを知りたい人
- 都会暮らしだった人が、田舎暮らしをした結果、どうなったのか気になる人
2021年8月の中旬、私たちたみのこ夫婦は田舎暮らしを始めて1年が経過しました!
1年間、あっという間でしたね。
1年間の田舎暮らしを経て、
- ここは良かったな~
- この点はイメージと違ったな。イマイチ。
- こういう部分で都会と違うんだな。
と感じたことがたくさんあります。
いくらネットで情報を見ても、実際にやらないとわからないことがたくさん!
そこで今回は、私たちが1年間の田舎暮らしを終えて感じたことをみなさんに共有していきたいと思います!
私たちが1年間暮らしたのは、埼玉県の秩父地域です。
秩父地域は埼玉県の山を越えた西部のにあり、秩父市、小鹿野町、横瀬町、皆野町、長瀞町で構成される人口が約10万人弱の地域です。
写真は美の山公園からみた秩父地域の全景です!映画館やイオンはありませんが、生活に困ることはありません。今度詳しく紹介したいと思います!
また、田舎暮らし1年を終えて、私たちは大きな決断をしました。その「今後について」も最後にお話していきたいと思います。
- 田舎暮らしに過度な期待は禁物。表裏を意識した上で、田舎暮らしを始めよう。
- 結局は向き不向き。あなたにとって、田舎という環境が合うかよく考えよう。できれば都会に戻れる退路は作った上で、1年住んでみることがオススメ!
- たみのこ夫婦は「住みたいと思える場所」を探しに旅に出ます!
ここがよかった「田舎暮らし」
まずは、田舎暮らしをして「よかった!」と感じたことをお話します。
- 空気が綺麗で、自然が豊か
- 人口密度が少なくて、人酔いしない
- ちょっと行けば、アウトドアレジャーを楽しめる
それぞれお話していきましょう~!
空気が綺麗で、自然が豊か
誰しもが認める、田舎の良いところが「空気が綺麗で、自然が豊か」だと思います。
都会で感じる空気の臭さ、のようなものを感じたことはないですし、ちょっと行けば森林や川など、豊かな自然に囲まれた環境はとても快適でした。
秩父地域は海はありませんが、山・川が近く、すぐに遊びに行くことができました。
人口密度が少なくて、人酔いしない
都会に比べて、圧倒的に人口密度が少ないため、人が多すぎて大変!ということがありません。
都会の人ごみにすると「人酔い」する方もいらっしゃると思いますが、秩父地域ではどこに行ってもそういうことはありませんでした。
ちなみに、秩父地域は全体での人口が10万人弱で、面積は東京23区の約1.5倍です(笑)
東京23区から移住した私たちにとっては快適そのものでした!都会の駅が懐かしい~
ちょっと行けば、アウトドアレジャーを楽しめる
自然が近いので、ちょっと行けばアウトドアレジャーを楽しめることも田舎の良かった点の1つです!
都会に住んでいると、自然が遠く、アウトドアレジャーは丸1日時間が取れないと中々行けませんが、田舎に住んでいると半日もあれば十分楽しめます。
私たちはフリーランスなので、平日にふらっと川遊び等に遊びに行くことが多かったです!
ちょっとしたドライブなんかも気分転換に良く行ってました!
ここが違った「田舎暮らし」
次にここがイメージと違った!という部分をお話します。
- 綺麗な景色や自然は日常になる
- 地域や近所との関わり
- 思ったより生活費は安くない
こちらも詳しくお話していきますね。
綺麗な景色や自然は日常になる
1つ目が「綺麗な景色や自然は日常になる」ということ。
どういうこと?
と、思われるかもしれません。
都会に住んでいると自然が身近にないため、自然豊かな場所に行くことは非日常となり楽しいですよね。
ですが、田舎に住んでいると身近にある綺麗な景色や自然は、あって当たり前の日常となります。
日常となってしまうと、もうワクワク感はありません。
ずっと同じ景色を見ていられる人ならいいですが、割と飽き性な私たちはそんな景色に飽きました(笑)
地域や近所との関わり
2つ目が「地域や近所との関わり」です。
田舎はよく人間関係が濃い、と言われますよね。
ですが、私たちの住んだ地域はそこまでの近所付き合いがありませんでした。
コロナ禍でイベント事がすべて中止になってしまった影響もあるかもしれませんが……
もちろん、都会のマンション暮らしではわからなかった「近隣にどんな人が住んでるのか?」ということはわかっていましたが、違いはそれくらいで、思ったより濃くはありませんでした。
どこの田舎も「人間関係が濃い」というわけではない
ということは、イメージと違ったところの1つです。
都会暮らしのドライな人間関係を好む人には、向いている田舎だったと思います。
思ったより生活費は安くない
3つ目が「思ったより生活費は安くない」ということ。
よく田舎暮らしは
生活費が安くなるからいい
と言われますよね。
ところがどっこい、一概に安くなるとは言えないんです。
生活費の代表格である「家賃」は大幅に下がる場合が多いですが、田舎は都会にはなかった費用がかかってきます。
例えば、
- 車費用
- プロパンガス代
- 虫対策用品
などなど。
特に車を持つことになると、月に安くても2万円以上はかかってくると思っていた方がよいです。
これらの費用の積み重ねによって、安くなった家賃分が相殺されて、結局生活費はあまり変わらない。
ということがあり得ます。
田舎暮らしだから、生活費が安くなる。
と思って田舎暮らしに踏み切ると、期待を裏切られるかもしれません……
1年で感じた田舎と都会の違い
さて、次に1年で感じた田舎と都会の違いを紹介していきます!
主な違いは3つです!
- 空気・水・自然
- 近所の人との人間関係
- 交通手段
空気・水・自然
まずは「空気・水・自然」ですね。
やはり、この部分については圧倒的に田舎は素晴らしいです。
言わずもがなの部分なので、ささっと次に行きましょう。
近所の人との関係
2つ目に「近所の人との関係」です。
これは特に都会のマンション暮らしだった人が感じやすいでしょう。
正直、マンション暮らしの時は隣室の人の名前さえ知らないことがほとんどでしたが、田舎ではそうはいきません。
程度の差はあれど、都会に比べて、近所の人との関係が密になることは間違いなしです。
交通手段
3つ目が「交通手段」です。
都会は、徒歩・自転車・電車・バスが主な交通手段ですが、田舎は、圧倒的に「車」です。
電車もバスも便利に使えるほど本数はありませんし、まず駅が歩ける距離にないことがほとんどです。
そのため、本当に歩かなくなります。
私たちは間違いなく、都会に住んでいた時の方が歩いていました。
舎暮らししたら、太る可能性が高いので要注意です。
1年間の田舎暮らしを終えて、たみのこ夫婦の今後
今回は、1年間の田舎暮らしを終えて、私たち夫婦が感じたことをお話してきました!
みなさんが田舎暮らしをする上での検討材料になればうれしく思います!
さて、1年間の田舎暮らしを終えた私たちですが、実はこの1年間の間に他の地域も見て回ってました。
日以上滞在した地域は、北海道帯広市、北海道浦河町、山口県山口市、岡山県倉敷市、奈良県吉野町の5つ。
これらも見て住んで感じたことは、
まだまだ知らない場所があり、それぞれに特徴があるということ。
自然や気候はもちろんのこと、生活や人も違います。
そこで私たちが思ったことは、
まだまだ色々な地域を知りたい。
それもなるべく深く、実際に住んで経験したい。
ということです。
そこで私たちは、2021年12月から移住地探しの旅に出ることに決めました!
既に家の解約を申し込み、出発の準備を進めています!
まずは12月から半年以上、北海道で移住体験をする予定です。
今年は既に2回北海道に行っており、今回で3回目!過去2回で非常に興味がわいています。
北海道の冬に耐えられるか、ということが北海道移住を判断するのに重要だと思ったので、あえて真冬スタートです!
思えば今年1年は、これからの暮らしを決めるための準備期間だったように思います。
フリーランスとして安定的な収入を得られるよう基礎をつくったり、田舎暮らしの経験を積んだり。
これからは、移住地候補となる場所を回りつつ、移住検討者目線で訪れた各市町村の紹介などができたらと考えています。
これからのたみのこ夫婦もよろしくお願いします!